さくらんぼにカビが!腐ったさくらんぼの特徴や保存方法について

5月下旬から旬を迎えるさくらんぼは、小さくて可愛らしい見た目をしているだけでなく、非常に美味であることから初夏の果物の中でも非常に高い人気を誇ります。日本では、山形県での生産が盛んで、毎年この時期になると、スーパーの店頭などでもさくらんぼを見かける機会が増え、つい手に取ってしまうという方が多いのではないでしょうか?

さくらんぼは、多くの果実がパック詰めで販売されていることから、家族の人数が多いご家庭でも、ちょっとしたおやつとして最適な果物と言えます。しかし実は、さくらんぼは、その他の果物と比較しても、非常にデリケートで接触に弱いという特徴を持っているため、買ってきたばかりのさくらんぼでも、パックの中にあるいくつかの果実が既に変色しているといった事態に陥ってしまうことも珍しくありません。

それでは、さくらんぼは、どのような状態になっていると「腐っている」と判断すべきなのでしょうか?また、できるだけ長持ちさせるためにはどのような保存方法が適しているのでしょうか?この記事では、さくらんぼの素朴な疑問にお答えしていきます。

さくらんぼが傷む・腐る要因とは?

それではまず、さくらんぼが腐りやすい、傷みやすくなってしまう状況について解説していきます。さくらんぼは、5月下旬から7月頃までが旬の果物で、この時期はスーパーなどでも手軽に購入できる果物になっています。そして、スーパーで販売されているさくらんぼは、透明のパックの中に数多くの果実が入れられているという状態になっているのが一般的です。

ただ、さくらんぼの特性から考えると、このような状況があまり好ましいとは言えないのが実情なのです。ここではまず、さくらんぼをできるだけ長持ちさせたいと考えている人に向け、果実が腐りやすい、また傷みやすくなる要因をご紹介します。

  • パックの中でさくらんぼ同士が重なり合っている
  • 温度の高い環境で保管している
  • 傷んだ果実が同じパック内にある

さくらんぼは、比較的気温が高くなった時期に旬を迎える果物なので、「高温には耐えられる」と考えている人が多いかもしれません。しかし、さくらんぼにとって高温多湿の状況は、まさに腐敗の元と言えるのです。

スーパーなどで購入したさくらんぼを、高温多湿の室内にそのまま保管しているという状況は、傷むのが早くなってしまう可能性があります。また、接触に弱いという特性を持っているため、パックの中で果実同士がぶつかり合うという状況で放置すると、これも傷むのが早くなる要因となります。

したがって、スーパーなどで購入したさくらんぼは、パックから出して、大きな容器に接触しないように入れ替えてあげると、傷むスピードを緩和させることができます。この他、同じ容器の中で保管する際、既に傷んでいる、カビが繁殖しているという果実があった場合、他のさくらんぼも傷むのが早くなってしまいます。したがって、容器に移し替える時には、一つ一つ、さくらんぼの状態を確認しながら、傷んでいる果実は取り除くようにしましょう。

傷んだ・腐ったさくらんぼの特徴

それでは次に、さくらんぼが腐ったと時に見られる特徴について解説していきます。以下の特徴をおさえておけば、傷んだor下ったさくらんぼを誤って口にするということを防ぐことができます。

腐ったさくらんぼに出る症状

さくらんぼが腐った時には、果実にさまざまな症状が現れます。基本的に、以下のような症状が出ているさくらんぼは、既に腐っている可能性が高いので、食べずに廃棄したほうが良いです。

  • 果実の色が黒っぽくor白っぽく変色している
  • 手に持った時、ブヨブヨに柔らかくなっている
  • かび臭いニオイを感じる
  • 表面にカビ(白いふわふわした毛のような物)が生えている
  • 皮が割れ、中からどろどろになった実や汁が出ている

上記のような状態になっているさくらんぼは、既に腐っている可能性が高いです。さくらんぼは、腐敗のパターンがたくさんあるのですが、見た目の変化は分かりやすいです。表面にカビが生えていたり、皮が割れてドロドロした汁が出てきているという状態は確実に腐っているので食べてはいけません。

臭いは少し分かりにくいかもしれませんが、カビ特有のニオイがあるので、これもNGです。この他、手に持った時の感触について、明らかにぶよぶよになっている、見るからに柔らかそうになっているという状態も腐敗が進んでいます。腐ったさくらんぼは、残念ながら食べることはできないので、すぐに廃棄しましょう。

まだ食べられるさくらんぼの見分け方

傷んださくらんぼの中には、「まだ食べられるのではないか?」「完全に腐ってはいないのではないか?」と思える果実もあると思います。そこで、以下に「まだ食べられる」と言えるさくらんぼの特徴についてもご紹介していきます。この特徴を理解していれば、保存しているさくらんぼについて「早めに食べた方が良い」という判断ができるので、無駄な廃棄を防げるようになると思います。

  • 果実全体ではなく、ぶつかり合っていた部分だけが柔らかい
  • ヘタの部分が枯れて変色している
  • 腐ったさくらんぼと同じパックの中にあった果実

先程紹介した通り、さくらんぼは接触に弱いです。パックの中に、ぎゅうぎゅうで詰め込まれていた時には、さくらんぼ同士が接触して傷むのが早くなってしまうのです。接触部分からは、水が出てきて柔らかくなるのですが、それに気づかずに放置していると、そこにカビが繁殖するのです。逆に言うと、「単に柔らかくなっているだけ」で、カビなどの異変がまだ生じていないのであれば、食べることができるので、早めに食べきりましょう。

この他、パックの中に、一個だけ傷んださくらんぼが入っていた…という時には「全部の果実がNGなのでは?」と考えてしまうかもしれません。しかしそうではなく、他の果実を確認してみて、上で紹介したような特徴が出ていないのであれば、問題なく食べることができます。ただ、食べる前には、表面を良く洗ってから口にするようにしましょう。また、できるだけ早めに消費するのもおすすめです。

さくらんぼの保存方法について

それでは最後に、さくらんぼの保存方法についてご紹介していきます。さくらんぼの保存については、「常温、それとも冷蔵?」「冷凍庫で保存しても大丈夫なの?」など、さまざまな疑問が頭をよぎってしまうことでしょう。

そこでここでは、常温、冷蔵、冷凍での保存について、それぞれの基本的な保存期間や注意点をご紹介します。

さくらんぼの常温保存

まずはさくらんぼを常温保存する場合です。暖かくなった5月下旬ごろに旬を迎える果物なので、「常温での保存が適しているのでは?」と考える人が多いと思います。

ただ、さくらんぼは、暖かい場所で保管すると、カビがすぐに生えてしまうという問題があります。カビや雑菌は、高温多湿な環境を好みますし、5月下旬から7月は、ちょうど梅雨時期を迎えてしまう為、さくらんぼが傷む可能性が高くなると言えるのです。

もちろん、「常温で保存してはいけない!」というわけではありませんが、この場合の保存期間は2~3日程度とかなり短くなります。したがって、基本は、冷蔵もしくは冷凍での保存が適していると考えましょう。

さくらんぼの冷蔵保存

次は、さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合です。冷蔵庫で保存期限は、基本的に一週間程度と言われています。ただ、以下で紹介するちょっとした工夫を加えることで、保存期間をもう少し伸ばす子tができます。

  • 冷蔵庫に入れる前に洗わない
  • ヘタを下にしてアルミで包んで容器に入れる(さくらんぼ同士が触れないようにする)

上記の工夫を取り入れることで。10日程度は綺麗な状態で保管できるようになるとされています。ただ、スーパーなどで購入するさくらんぼは、収穫から既に数日が経過しているため、購入したさくらんぼの状態によってはもう少し短くなります。

※さくらんぼは、果実同士が触れあっている状態だと傷むのが早くなります。そのため、パック入りで購入したさくらんぼは、果実同士がぶつかり合わない広い容器に移してください。

さくらんぼの冷凍保存

最後は冷凍保存する場合です。適切な方法で冷凍保存しておけば、約1カ月程度は美味しく食べられるはずです。ただ、解凍時に食感が大きく変わるため、そのまま食べるのではなく、ジャムやジュースに使う、シャーベットのようにして食べるなどの工夫が必要です。

冷凍保存する場合は、以下のような前処理を行いましょう。

  • ヘタを取って良く洗う
  • キッチンペーパーなどで水気を可能な限り取る
  • 2~3個ずつラップで包み、密閉袋に入れて冷凍庫に入れる

上記の方法で冷凍すれば、1カ月程度は持たせることができます。

まとめ

今回は、まさに今が旬と言える果物のさくらんぼについて、腐っているかどうかを見極めるポイントと長持ちさせるための保存方法について解説しました。

さくらんぼは、スーパーなどでも手軽に購入できるようになっていますが、パック入りのさくらんぼを購入した時には、家に持ち帰ってから容器を入れ替えた方が長持ちさせられるということを覚えておきましょう。

また、保存時もちょっとした工夫を凝らすことで、保存期間を延ばすことができるので、記事内で紹介した内容は、ぜひ参考にしてみてください。

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